zimathon blog

フルリモート開発エンジニア

一休.comでサービス開発をやるということ

ちょっとタイトルの主語が大きい(笑)

概要

昨日、今日でマネジメントメンバー(社長や各チームのリーダー等、全員で30人ぐらい)で合宿をしました。(その時に感じたことや得たものは別途) その時に今のエンジニアリングチームがこの2年をかけてどういった変化をしてきたか、その中で自分の中でどういった変化があったかを話す機会がありました。
今のこの思いはまとめておいたほうがよいかなと思ったので、ざっとまとめておきます。

過去と今

2年前

お世辞にも一休のエンジニアリング力は高いと言えなかったと思います。
情報共有はメール、アプリケーションのデプロイは手動ビルド、手動モジュール配置と世の中的には遅れていました。
そういった環境にストレスを感じていて、何とかこの現状を変えたいとアクションをしていきました。
技術顧問に伊藤直也さんさんを迎えたのはこの頃です。
(詳しくは以下のスライドにまとめられていますので是非!)

ある日のQiitaTeamエントリ

直也さんがある日に上げたQiitaTeamのエントリを今でもすごく覚えています。
内容をざっくり伝えると「一休のサービスはユーザーにとってとても良いものだから、自信を持っても良いと思うよ。」というものです。

自分たちは技術的には他社に負けていて全然イケてないと思っていた(隣の芝生は青く見える現象ですね。)ので、直也さんなんでこんなふうに言ってくれるんだろ?とその時は不思議な気持ちの方が大きかったです。
つまり、言ってくれたことに対して実感が無かったんですね。

それからいろいろあって、今は宿泊事業のチーフエンジニア(開発責任者です)をやっています。
今になってあの時の直也さんの気持ちがとてもよくわかるようになりました。

一休のサービス

ユーザーに「上質なものをお得に体験してもらうこと」です。
実際にホテルや旅館に泊まっていただくことで日常には無い満足感を得てもらっています。
利用いただいたユーザーにとても喜んでもらっています。うれしいことですね。

一休でのサービス開発

この2年間でさまざまなチャレンジをしてきて、いろいろ変化してきました。
メインサービスはWindows環境ですが、その環境で技術的にもより上を目指しています。
WindowsWebサービスを頑張っている会社(グラニやSansan等)に追い付け、追い越せで頑張っていこうと思っています。

それってすごいことなのでは

ユーザーに高い価値を提供していることと技術的にチャレンジできる環境が揃っている、というのはすごいことなんだとわかるようになりました。

世の中的にはエンジニアリングで会社をアピールしている会社はいっぱいあると思います。
技術やツール、体制や福利厚生等さまざまあると思います。

そういった会社には正直技術的には負けているかもしれません。
でもその辺りは自分や今いるメンバーみんなで伸ばしていけばいいと思っています。
できるエンジニアもどんどん入ってきているので、もっと加速していけると思っています。

一休の良さはそういったところにあるんだなーと感じて、本当に楽しい現場になったと改めて感じました。

ということをロマンスカーで帰りながら感じました

来週からも頑張ります:)